2020年10月下旬、奥多摩町と飯能市の境にある棒ノ折山(棒ノ嶺)に登山ハイキングに行ってきましたのでその記録です。
登りはさわらびの湯から白谷沢コース、下山は滝ノ平尾根コースを歩くルートです。
棒ノ折山(棒ノ嶺)について
- 標高
- 969m
- 所在地
- 東京都西多摩郡奥多摩町
埼玉県飯能市 - 山系
- 奥多摩・奥武蔵
- 概要
- 棒ノ折嶺、棒ノ峰とも呼ばれ、奥多摩と奥武蔵の山域にまたがる。山頂はとても広く景色も良いが売店やトイレは無い。(Wikipediaより)
山行記録・ルート紹介
地図・標高グラフ
※地図を一度クリック(タップ)すると、拡大・縮小・移動をすることができます。
参考データ
- 出発時刻
- 9時40分
- 到着時刻
- 14時45分
- 合計距離
- 8.35km
- 最高点の標高
- 969m(棒ノ嶺山頂)
- 最低点の標高
- 252m
- 参考コースタイム
- 5時間
- 山行時間
- 3時間45分
- 休憩時間
- 1時間20分
- 総所要時間
- 5時間5分
白谷沢コースで山頂へ
さわらびの湯に隣接する「ノーラ名栗」。
北欧文化を体験できる新スポットです。

ノーラ名栗・さわらびの湯バス停。バスを使って登山に来ている方もたくさんいました。
バス停のすぐ近くに登山者用の無料駐車場があります。

バス停脇の車道を有間ダム方向へ登って行きます。

有間ダムを渡って登山口へ向かいます。天気が良くて最高の景色。

ダムの周りにも数台駐められる駐車場がありました。
ここまで車で来てしまった方が楽ですが、ダム湖をゆっくり眺められたのでOK。

登山口のすぐ側にも数台駐められる駐車場あり。

さわらびの湯の駐車場から15~20分ほど歩くと、白谷沢登山口に到着。
ここからいよいよ登山道に入ります。


綺麗な沢に癒やされながらどんどん進みます。雨の後などは滑りやすそうなので注意。

「キケン×」と書かれた道標がありました。もともと道があったような感じですが好奇心をグッと堪えて登山道を進みます。

ゴツゴツした岩場。鎖が手すりのように張ってありますが、体重をかけて引っ張ると危険です。

太い木の枝を渡しただけの橋。落ちないように、慎重に渡ります。

この階段を登ると一度林道に出ます。東屋跡のベンチがあり、休憩することができます。


登山道の分岐点にある「岩茸石」。岩の奥に進むと滝ノ平尾根方面へ下山できます。


ゴンジリ峠の手前の丸太階段は壊れていて封鎖されていました。階段の脇の道を登って行きます。

権次入峠(ゴンジリ峠)の分岐点に到着。山頂まで0.5kmの表示。もうひと頑張りです。

山頂手前の登山道は木の根っこが蔓延っていました。歩きにくい~。

山頂が見えました!疲れた。

棒ノ折山(棒ノ嶺)山頂に到着!標高969m。
時刻は11:45分、さわらびの湯バス停から2時間ちょっとかかりました。

棒ノ折山の山頂はとても広くて、ベンチや草の斜面に座ってゆったり休憩することができます。


山頂のベンチで昼食をとり、ゆっくりと休憩をしました。

滝ノ平尾根ルートで下山
下山は、岩茸石まで登りと同じ道を戻り、岩茸石の裏から滝ノ平尾根ルートへ入ります。
このルートは何度から林道を横切りながら進んで行きます。



下山道の後半は木の根っこだらけで非常に歩きにくく、かなり体力を消耗しました。
このルートを登りで使わなくて良かった・・。

滝ノ平尾根登山口に無事到着。
このあとさわらびの湯に戻って温泉で疲れをとりました。

感想
車でアクセスしやすく、無料駐車場もあるのでマイカー派の登山者には便利。駐車場のすぐ近くにさわらびの湯という温泉があって、下山後すぐに疲れを癒せるのは嬉しい。
登山道は概ね歩きやすく沢沿いなど滑りやすい場所を注意すれば特に危険な箇所はないが、凍結時や大雨の後などは注意が必要。
登りの白谷沢ルートは難易度はそれほど高くないが、沢や簡単な岩場、岩壁のゴルジュ帯など見どころがあり、満足度の高い登山だった。
下山に使った滝ノ平尾根ルートは木の根っこや階段など歩きにくい場所が多く、個人的にはあまり好きではなかった。
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