レンタルサーバーの機能や性能を見ていると、「転送量」という言葉をよく見かけると思います。
レンタルサーバーの転送量とは正確には何を表す数値なのかご存じない方や誤解されている方も多いかと思いますので、簡単にご説明します。
レンタルサーバーにおける転送量とは、サイトにアクセスがあった場合に流れるデータの量になります。
簡単にいうと、ウェブサイト(ホームページ)にアクセスがあった場合、そこに書かれている文字や画像、動画などをアクセス元(閲覧者)のパソコンに送るわけですが、その時に送られるデータの大きさを表す数値になります。
サーバーにアップロードできるデータの大きさは、「容量」(ストレージ容量・ディスク容量)となります。
例えば、テキストベースのページで1ページあたり100KBの転送量だとすると、一日に1000アクセスあった場合、
100KB × 1000 = 100000KB = 100MB
一ヶ月だと、
100MB × 30 = 3000MB = 3GB
となります。
当サイトでご紹介している3つのレンタルサーバー、エックスサーバー、ロリポップ、さくらのレンタルサーバは、いずれも転送量が無制限となっています。
以前は上記の3社レンタルサーバーも転送量の上限の目安を定めていたのですが、最近はサーバーの性能の向上により転送量の制限を撤廃したようです。
転送量が無制限であれば大量のアクセスが見込めるサイトでも安心して運営することができます。
ただし、転送量無制限といってもあまりにも大きな負荷がかかる場合などはプログラムの実行を制限したり転送量制限がかかる場合もあるようです。
また、転送量の目安を開示していない安価なサービスには注意が必要です。
転送量の目安を開示していない安価なサービスなどでは、少しアクセスが増えただけですぐにエラーになってしまうなどのトラブルがある場合がありますし、安心してサイト運営ができません。
失敗しないレンタルサーバーの選び方についてはこちらの記事もご覧ください。
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