nanacoで所得税を納付してみた

2019年3月11日に、確定申告をしてきました。確定申告相談会場に出向き、作成済みの確定申告書類を担当者さんに無事提出。

あとは、事前に郵送されていた納付書に納税額を自分で書き込み、金融機関で所得税を支払えば完了なのですが、ここで試してみたかったことを実行します。

試してみたかったこととは、nanacoで所得税をお得に支払うこと!

nanacoはセブンイレブンなどで利用できる電子マネーで、各種税金の支払いにも使えるすぐれものです。

nanacoを使って税金を支払うとなぜお得なのかといいますと、nanacoは先払い式の電子マネーなので、交通系電子マネーなどと同様にまずチャージして使う必要があります。

このチャージをクレジットカードを使って行えば、チャージ金額分のクレジットカードのポイントがもらえます

つまり、税金の支払いをnanacoを経由して行うことで、通常はもらえないクレジットカードのポイントを獲得できてお得になるということです。

ただし、電子マネーへのチャージによってポイントが獲得できるクレジットカードは限られています。

私は事前に調査して、「リクルートカード」を作りました。リクルートカードはポイント還元率が1.2%と高く、電子マネーへのチャージは月3万円までポイント獲得の対象となります。

リクルートカードの詳細はこちら → リクルートカード

nanacoにチャージできる金額には上限があるのと、リクルートカードにポイントが付くチャージの上限が月3万円までということもあり、税金の支払いをスムーズに行うため、数ヶ月前から複数枚のnanacoに税金支払用のチャージを行い、準備をしておきました。

いよいよnanacoを使って所得税の支払いをしようと思ったのですが、事前に郵送されてきていた手元にある納付書は金融機関専用のもので、コンビニ支払いに対応していません。

そこで、申告相談会場の担当者さんに、「コンビニで支払える納付書を頂けますか?」と言った所、「今年からコンビニでの支払いは、専用サイトでQRコードを自分で発行して、対応するコンビニで読み取ってもらう形になります。」とのこと。

その場でQRコード発行の手順をまとめたパンフレットをもらったので、対応するコンビニを確認すると、なんとセブンイレブンの名前がありません。セブンイレブンがQRコードに支払いに対応していないということは、つまりnanacoでの支払いは不可能ということ。

ガーン・・・

ここで諦めて素直に銀行へ行って現金で納税しようかとも思ったのですが、諦めの悪い私はなんとかnanacoで支払う方法がないかと考えます。

要するに、昨年までと同様のコンビニ支払いに対応した納付書を発行してもらうことができればいいわけです。

そこで、ダメ元で税務署に直接行き、窓口で金融機関の納付書を見せながら、「この納付書をコンビニ支払いに対応した納付書に変えてもらうことができますか?」と言ってみました。

すると、「わかりました、しばらくお待ち下さい~」と言って窓口の奥に消えていき、5分ほど待つと名前を呼ばれ、「こちらがコンビニで使える納付書になります。」と、あっさりコンビニ支払い対応の納付書を作っていただくことができました

裏面を確認すると、対応するコンビニの欄にしっかりと「セブンイレブン」の名前があり、その足ですぐにセブンイレブンに直行し、無事にnanacoで所得税を支払うことが出来ました!

住んでいる自治体によって、この方法が使えるかどうがわかりませんので、ご自身で税務署に問い合わせるなどして確認してみてください。

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