ノートパソコンを使って作業していると、左クリックボタンやタッチパッドのタップが一瞬反応しないことがあり、ストレスでした。
この症状は、誤クリックや誤タップを防ぐために他のキーを押したあとに一瞬クリックやタップが無効になるようにデフォルトで設定されていることが原因のようで、その設定を変更することで改善できました。
私の使用しているノートPC(Let’s Note CF-SV8)ではクリックボタンとは別にタッチパッドの感度なども細かく設定できたので合わせてご紹介します。
クリック(タップ)の感度を変更する方法
他のキーを押した直後でもクリックが反応するようにする設定です。Windows10での設定方法になります。
まず左下の「スタートボタン(Windowsマーク)」をクリックします。
「設定」をクリックします。
「デバイス」をクリックします。
左側の「タッチパッド」をクリックします。
「タッチパッドの感度」を「最大の感度」に設定します。
以上の設定で、他のキーを押した直後でもクリックが反応するようになり、快適に作業できるようになりました。
タッチパッドの感度を設定する
私が使用しているPanasonicのノートパソコン(CF-SV8)ではクリックのボタンとは別にタッチパッドの感度を調節することができましたので、その方法もご紹介します。
左下のスタートボタン(Windowsマーク)をクリックします。
「Synaptics touchpad device utility for Panasonic PC」をクリックします。
「設定」をクリックします。
「拡張」をクリックします。
パーム チェックのしきい値
「スマート チェック」タブの「パーム チェックのしきい値」を調節します。この値は、キーを押した直後などにタップ等が無効になる時間を決定します。
「最小」に設定するとタイムラグ無しでタップ等の操作を行えます。
誤タップなどを防ぐには少し「最大」寄りにスライダを調整します。
タッチ有効化のしきい値
「モーション」タブの「タッチ有効化のしきい値」を調節します。この値は「どのくらいの強さで押せばタッチパッドが反応するか」を決定します。
「軽く」で敏感になり、「強く」でタッチパッドの反応が鈍くなります。ご自身の使い方や環境によって快適になるよう調節してみてください。
最後に「OK」ボタンをクリックして設定を保存してください。
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